気まぐれ日記 2025年1月
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1月1日(水)「花粉症、怠惰な元日・・・の風さん」
午前零時を過ぎて、初めての出来事があった。サラちゃんがワイフに抱っこされたのだ。膝の上にのったのを、そのまま抱き寄せて、す〜っと立ち上がったら、抱っこ状態になった。
これは画期的なことだ。保護猫サラちゃんは、普通の猫のようにできないことがたくさんあったが、最後に残っていたのが抱っこだった。まだだまされて抱っこされただけだから、本当に抱っこができたわけではないけれども、新年早々縁起が良い。すばらしい! 早速インスタグラムに上げた。
その後、買っておいた3Dパズルを始めた。テーマはクリスマス(笑)。クリスマスまでに着手すらできなかった。まあ、我が家は年中クリスマスでも平気なので、正月三が日の間に作ってしまおう(と思っているけれども、意外と手ごわそう)。徹夜ででも頑張るつもりが、途中であきらめて、5時に就寝。
花粉症がひどくて9時に起きた。調子悪い。
子どもたちは一人も帰っていないけれども、ワイフは例年通りにがんばってお節を作ってくれた。お屠蘇(九重本みりんの店舗で限定商品をワイフが買って来たもの)で乾杯し、豪華なお節に箸をつけた。こういった平和が世の中全体に来てほしい。年賀状にもそういった想いをこめた。続けて、日本酒をあけた。私が昨年笠間の蔵元で購入したもの。美味すぎる。
わずかなお屠蘇と日本酒で酔っぱらってしまい(寝不足もあったし)、リビングでダウン。
たくさん届いていた年賀状の中に、今年も年賀状じまいを宣言するものを発見した。年に1回の重要な情報交換だが、まるで年賀状じまいするのが当然だという風潮が世の中にある。今の若い人たちはやがて年賀状は不要になるだろう。しかし、高齢者はそうはいかない。他の情報交換手段をあまり持っていないからだ。
とつぜんの死の訪れがあった場合、残った家族は訃報を伝えようとするが、相手の情報の入手方法は年賀状が最有力だ。私の父のときもそうやって、連絡した。一昨年の義父のときも、ワイフは年賀状から連絡先を探ったという。古い友人たちで、年賀状程度しか情報交換していない場合、年賀状じまいをしてしまったら、もうお互いにどちらが死のうとその連絡は届かないだろう。だから、年賀状程度しか情報交換していない古い友人たちは年賀状じまいしてはいけないのである。
目が覚めたらもう日暮れで、恒例の初詣(近所の神社)は中止。
結局、今日も、花粉症の薬をたくさん服用してしまった。
晩御飯後、また3Dパズルをやって、いつもの時刻(午前2時ころ)に就寝した。怠惰な元日だった。
1月2日(木)「やっと初詣・・・の風さん」
新聞も郵便物も配達は正月休み。
ブランチのお屠蘇も日本酒も控えめにして、ワイフとやっと初詣に出かけた。恒例の近所の神社だ。穏やかな陽気で、こういったのどかな初詣は実に多いというか、確率が高い。過疎化が進行して、インフラが徐々に不便になることがなければ、終の棲家として、食べ物は新鮮で美味いし、絶好だと思うのだが。
神社の手前に学生アパートがあったはずなのに、ない! 空き家ではなく、建物そのものが消滅していて、ヤギが4匹のんびり寝そべっていた。近年、大学は都市へリターン傾向だ(学生が便利な都市に住むことを望んでいるから)。当地にある大学も徐々に学部がなくなっているが、やがて消滅する恐れが高い。運動場くらいで引き留められるはずがない。
神社の石段の下の鳥居の両脇にある狛犬は、ずっと左右反対のまま。今年は石段がやけにきつく感じた。
拝礼して祈ることは、例年通り、家族と親戚の健康と幸福。祈っても老化や病気は非情だ。人間が破壊した自然からしっぺ返しを受けているのだから、せめて神仏には守ってほしいと思うのだが。
昨年はワイフも多忙でウォーキングにほとんど行けなかった。帰りは、ウォーキングコースを通ることになった。決してハードなコースではないのだけれど、ゆるい坂が長く続くだけで、足にくる。やばいぞ。夫婦二人とも同時に時間的余裕を求めたら無理かもしれない。どちらか一人でも、時間がとれたらウォーキングするべきだということで意見が一致したが、何となく寂しさがある。
ワイフは明日から中学の同窓会で徳島県へ出かける。その準備をいそいそと、楽しそうにやっている。還暦同窓会以来、同窓会の価値を再認識している私は、全面的に協力している。
1月3日(金)「歩く塗装職人・・・の風さん」
普通に早起きして、ワイフを駅まで送った。2泊3日の立派な旅行だが、どうやら交通手段は長女が全面的に協力して決めたらしい。トラブルがあった場合、長女へ連絡して予約変更してもらうそうだ。な〜んだ、そういうカラクリか(笑)。
いったん家に戻り、キャメロンに乗り換えて、いつもと違うホームセンターへ向かった。昨年、在庫を確認に行ってきたチェーン店だ。おそらくなくなればそれっきりなので、必要なものはすべて買い占めるしかない。
開店前に着いたことで、列に並んだ。新年の3日である。何かもらえるかな、という期待感(貧乏人のあさましさか)が胸に膨らんだ。ところが、開店して中に入っても、何もなし。ただし、今日は3千円以上買うと、店のレジ籠がもらえるらしい。
大量の買い物になったので、軽トラを借りて、自宅まで往復した。ホームセンターから帰るとき、例のレジ籠がまだなくなっていなかったので、ありがたくもらってきた。人気のない景品らしい。昨年暮れ、屋外で使用しているレジ籠の一つが劣化で破損していたので、その補充になった。
アレクサ予報によると、今日はときどき雨が降るでしょう、だった。まさか、こんなに日本晴れなのに。
作業着に着替え、屋外作業に取り掛かった。今日は歩く塗装職人だ。数年前に購入したキシラデコールを、今日買った部材に塗る。部材は二重塗装となっているが、おそらく何年も売れてなかったので、今後のことを考えると、キシラデコールを塗装しておくのが賢い方法である。
前処理含めて、自分で工程を考え、着々と進めていたのだが、夕方になり、突如として雨がパラパラ降って来た。やば! アレクサ予報を恨んでも仕方ない。作業を中断せざるを得なかった。今日の予定のところまでできなかった。
肉体疲労が激しくて、ダウンしてしまった。
1月4日(土)「今日も歩く塗装職人・・・の風さん」
今朝のアレクサ予報によると、ときどき雪混じりの雨が降るでしょうだと。やめてくれぃ。
今日も屋外作業をする。昨日の遅れを取り戻せるか。
塗装が中心なので、やることは決まっている。そして、気持ちは焦っている。これは会社の現役時代、特に若いころと同じ心理状態だ。やるべきこと、やりたいこと、それらはすべて明らかで、しかも量が多い。自分がやらないと困る人がいる仕事は優先順位が高い。だから、出社直後からほとんど休憩なしで、がむしゃらに仕事していた。係長になった時、課長から、人と会うことが多いのだから、ネクタイぐらいしめなさいと言われて、そうした。課長になった時、次長から、昼休みに仕事するのやめなさい、と言われてやめた、が、その代わり、英語の勉強をしていた。
虚弱ボケ老人なので、心理状態は若いころと同じでも、体が・・・(笑)。昔、老人の姿を見て、なぜ動きがにぶいのだろうと思っていたが、今の自分がまさにそれ。だって、足腰が固まっているし、動かすと痛いし、力はないし、バランスも悪い。
塗装が終わりかけていたころ、早くも日没。朝からまったくツムツムすら遊んでいないのに、これだ。
明日、続きがやれるように、片付けて屋内に退避した。
昨日も今日も、晩御飯はお節とお餅。餅はトースターで焼いて、そのまま何もつけずに食べているが、けっこう美味い。
作家業は何もできず、就寝前に、3Dパズルの続きをやった。
1月5日(日)「虚弱ボケ老人の限界か・・・の風さん」
全身疲労のためやや寝坊。いけね!っと飛び起きたら、体が痛い。アレクサ予報で、今日は降雨はなさそうだ。
ホットミルクの朝食後、キャメロンで外出。ドラッグストアでサラちゃんのおやつ(ちょうど在庫がなくなった)を奇跡的に発見。ホームセンターで予定の買い物をしようとしたら、1個だけ不足で、急遽チェーン店へ向かった。ところが、その店には品ぞろえがなかった。止むを得ず代替品を購入したが、かなり高額。我ながら冷静さを欠いていた。焦りが原因だ。
帰宅し、トーストで昼食後、すぐに屋外作業へ。昨日の続きだが、最初にやるべきことは、汚した車庫の上をうすめ液(シンナー)できれいに拭き上げること。ところが、意外と汚れが手ごわい。力を入れてウェスでごしごし拭かないときれいにならない。薄い汚れほど厳しい。昨日の作業で下を養生(新聞紙があったので、それを敷き詰めるだけでよかった)をしなかった。気持ちの焦りが余裕をなくし、結果としてよけいな仕事を発生させた。
キャメロンを動かしたとき気付いたのだが、駐車してあったコンクリート面に、10センチくらいのムカデの死体があった。キャメロンで轢いたわけではない。ちょうど真ん中だ。ここまでやって来て、死に絶えたのだ。冬になってなぜ出てきたのか、死因含めて不明。こんな大きなやつでも屋内に入り込むことがある。怖いけれど、我が家の保護動物なので、できる限り追い出すことにしている。南無阿弥陀仏。
休憩なしで、塗装汚れの拭き取りを続けたが、日没寸前になってしまった。もっとやることがあるのだが、そろそろ撤退しなければならない。塗装完了品の乾燥はほぼ終わっているので、裏の小屋にしまうことにした。本工事はもう少し先だ。小屋の整理をしていたら、クーラーボックスの下にゴキの死骸を発見した。毒餌を置くようになってから、あまりゴキを見なくなった。死骸は久しぶりだ。五体は完全だが、干からびている。毒エサの効果だ。もちろんゴキは我が家の保護動物ではない。
結局、塗装汚れ拭き取りで終わってしまった。情けない歩く塗装職人だった。やはりただの虚弱ボケ老人か。
メルカリ出品を復活して20日目。毎日続けてきたので、20品目の出品となった。それらの中で7品目が売れた。なかなかの確率で売れている。恐らく同じ出品の中で最安値に設定しているからだろう。出品できるものは膨大にあるが、発送が面倒なものはなるべく出品しない。送料がかさんで低価格のネックになる。
11時にワイフを迎えに駅まで行った。中学時代にタイムスリップした経験をしてきたワイフはごきげんだった。甘える相手が帰って来たので、サラちゃんが大喜びだった。
今夜も3Dパズルの続きをやってから就寝した。全身疲労と節々の痛みが虚弱ボケ老人にアラーム(運動しろ)を発している。
1月6日(月)「また半徹夜・・・の風さん」
今日は雨。昨日まで3日間、屋外作業ができたのは幸運だった。とは言え、3日連続の肉体労働は、それなりのダメージを残した。昨夜の睡眠中、アレルギー性だと思うが、足がかゆくてつらかった(原因は乾燥だろう)。今日はゆっくり起床して、ストレッチは中断。ブランチでは、ワイフの同窓会話をたっぷり聞いた。生まれ育った土地なので、それも楽しい旅行の原因だったろう。
雨は止まないので、キャメロンでJP分局まで行って投函し、コンビニからまた売れたメルカリ出品を発送した。
ルーチンとメルカリ出品は、まあ雑務みたいなものだから、ぼーっとしながらこなせるが、仕事に相当することは、なかなか着手できず、ひたすら休養していた。
晩御飯後、やっと元気が出てきたので、昨日までにやる予定だった、ビジネス書の原稿執筆(修正)に取り掛かった。編集者の指摘にこたえる作業で、やや難物かと思ったが、意外とすいすい進む。このビジネス書に関係したセミナーを、昨年も継続していて、勘が鈍っていないせいだ。このペースなら、今年の4月か5月に、改訂版として出版することができる。
午前零時を過ぎて、この勢いを止めたくなかったから、最後までやる決意をした。こうなると、もう休憩なしの、ぶっ続け作業だ。午前1時、2時と時計の針が回っても気が付かない。ゴールに到達し、編集者へメール添付で送付した。5日(日)の夜までにやる予定だったことだ。
就寝は午前4時か5時ころだったろう。フラフラだったが、達成感に浸ることができた。虚弱ボケ老人になっても、執筆スタイルはちっとも変わらない。変えようとしても変えられないまま、こうなっている(笑)。
1月7日(火)「工事の準備がほぼ完了・・・の風さん」
半徹夜だったので、昼近くまで寝ていたが、その間に五大路子さんからiPhoneに電話がかかってきた。「鳴海さん、声がガラガラですよ。風邪でもひいたのですか」満身創痍なのかもしれない。客観的な指摘を受けて初めて気付くが、少々のダメージでへこたれる私ではない。世界ではこうしている今も戦争の真っただ中にいる人がいる。その多くは職業軍人ではなく、巻き込まれた民間人だ。
昼食は昨夜の残りのお稲荷さん。永遠のベストセラーの一つだと思う。いつ食べても美味い。美味い、と言えば、最近たまたまYouTubeで大食いを連続して見ているが、美味いというセリフは重要だ。もちろん提供している店への礼儀があるが、ただ量をたくさん摂取しているだけなら、人間としてレベルが低い。ちゃんと味わって、視聴者へ食感を伝えている姿勢が良い。
ワイフは実家へ出かけたので、徒歩で投函に行き、そのまま屋外作業に入ることにした。投函はできたが、屋外作業の問題が発覚した。寒い。風が強い。無理して風邪でもひいたらバカみたいだ。インフルとコロナの予防ワクチンが無駄になる。
幸い可能だったので、すべての作業を玄関でやることにした。屋内の物入れと屋外の小屋を何度も往復しながら、道具を玄関に集結させて、木製のスペーサー8個を作って塗装もした。また、ホームセンターで購入した鉄製部品7個にも塗装をほどこした。たったこれだけのことをするのに、しっかり夕方までかかった。途中休憩なしは、これまでと変わらない。
今回プロジェクト的におこなっている工事に必要な最後の部品をクロネコが持って来てくれた。これで部品はすべてそろったし、事前にほどこす処理もだいたい終わった。帰宅したら、初めてワイフに話すことにした。企画・計画段階の話はほぼすべて否定・反対されるので、もう寸前まで準備できていると話せば、諦めるだろう。
実家の義母の様子は心配だ。今回は、ワイフが、生まれ育った土地での中学の同窓会に参加した話をしてきたのだから、当然思い出話に花が咲くはずだった。義妹も合流していた。義妹は約10年前に義母を連れてふるさとを旅しているので、その記憶もよみがえることが期待された。しかし、現実は過酷だ。どうも義母の認知症はアルツハイマーでなさそうだ。その薬は以前から服用していたし、亡くなった義父はアルツハイマーだったらしく、その薬が効いて症状の進行が止まっていたのだから。
1月8日(水)「何とも平和な一日・・・の風さん」
昨日の屋外(内)作業が厳しかったわけではないけれど、疲労がたまっていたらしい。体が休養を求めていたので、起床は午後。ストレッチも中止。ランチにトーストとミカンを食べ、ルーチンをこなしているうちに、早、夕方となった。
コーヒータイムにして、ワイフがお土産にもらってきたふるさとのお菓子を食べた。高級品で、昔は食べられなかったという。そうでなくても、ワイフも私も子ども時代は昭和だ。そもそもお菓子のバリエーションはきわめて少なかった。我が家の場合、おやつという習慣はなかったので、三度の食事以外で口にするものは少なかった。水道の水を飲んでおしまいなんて普通だった。貧乏なのではなく、それが当時のレベルだった。そして、まもなく高度成長時代が始まったのだが、無知な子どもだった私には、それすら何のことやらわからなかった。
何でもそろっている豊かな時代(先はきわめて心配な状況だが)のまま、やがて寿命が尽きるなら、最後くらい、ゆったりした生活を送りたいものだ。そのために、身辺整理や健康管理をしているのだけれど。
晩御飯後、3Dパズルに取り組んだ。あと少しで完成なので、ラストスパートしてみることにした。
前回の作品より部品点数が多く、組み立ての難易度も高かったが、何とか完成した。これで、残っている3Dパズルは、ワイフが最初に欲しいと言い出したものだけだ。私が勝手にやるわけにはいかない。これまでの2作品より楽そうなので、ワイフがやり始めたら、手伝うだけだ。
あと、予定している屋外工事を近いうちに完成させれば、大仕事は当分なくなる。裏の土地の草刈りが始まる前に、気になっている屋外作業をできるだけ片付けておきたい。
1月9日(木)「頭が切り替わっていない?・・・の風さん」
いちおう午前中に起床。ストレッチも少しした。さあ、今日は、雑務と執筆だ。
ルーチンを終え、雑務をせっせと処理している間に、メールに朗報。講演依頼だった。
正直言って、今年の決まった予定はほとんどないので、引きこもりの年になると思っている。
昨年は、次々にイベントが発生したので、それをこなすために、前準備から後処理まで目いっぱいやった。そのため、収入はすべて吹っ飛んでしまった。家計からの前借でやっとこなしたのだ。
今年も同じ方針でやるわけにはいかない。MUST項目はもちろんやるが、WANT項目は極力がまんして実施しない。お金が外へ出て行かない執筆をしっかり書斎でやろう(笑)。
講演依頼は今年の2つ目の公式仕事になる。おそらく収入の数倍の出費になると思われる。しかし、それが私にとってのコストミニマムだ。それでも、ついでに色々なことができそうなので、ありがたいオファーだった。感謝感謝感謝である。
今日まで中断したことで、頭を完全に切り替えることができたと思い、児童書の執筆を始めようとした。こういう場合は、思い付いたことをテキストデータとしてひたすら打ち込んでいく。ところが、頭がまだ切り替わっていないのか、ひらめきがない。あれこれ資料をひっくり返してみるが、ほとんど以前に見た資料だ。何か、突拍子もないストーリを見る必要があると思い、まもなく配信切れになるという映画「博士の愛した数式」を観た。2度目だし、原作も読んでいるのだが、ほとんど忘れている。認知症かどうかは問題ではない。新鮮な刺激になりそうだったので、最後まで観たのだが、やはり小説にするための突拍子もない前提(この映画の場合、80分という記憶の限界。実際にもこういった病気はあるらしいが、まあ、それはともかく)は必要だと再認識できたのはよかった。
1月10日(金)「牛乳じゃなかった?・・・の風さん」
昨日は、地域(自治体)の放送が何度も「今夜から明日にかけて冷え込むので、水道管の凍結対策をしてください」を告げていた。しかし、これには問題がある。北国なら、いくつかの対策を経験しているのが普通だが、当地は温暖な場所だ。推奨する対策をいくつか提案してもらわないと、どうしたらいいか迷う家が多いと思う。
北国では、基本的に凍結防止の対策は最初から打ってある。しかし、極端に気温が下がることが予想されると、次の一手が必要で、オーソドックスな方法は、元栓を閉めてから蛇口を開いて、配管に残っている水をすべて出す。亡き母は、これを「水抜き」とか「水を落とす」と呼んでいた。めんどうなら、蛇口から水を少しずつ流す方法もある(もったいないけど)。
ということで、今朝の最低気温が0℃になることが予想されていた。が、ならなかった。そんなことだろうと、たかをくくって、対策もしなかったけれど。こう書くと、秋田の友人たちから叱られるだろう。ネットニュースで動画も見ているが、秋田の降雪がかなり多い。昔は内陸部は豪雪地帯だったので、驚かないけれど、由利本荘地区の海岸近くでも、けっこうな積雪になっていた。昨年は豪雨もあったし、世界的な異常気象は、例外を作らない。
今日は、健診で2次検査になったワイフを、私の行きつけの病院まで連れて行った。降雪の心配があったので、スタッドレスにしてあるアクアで往復した。帰りに、大型ショッピングモールで遅いランチにしたが、フードコートで韓国料理の本格的なビビンバを久しぶりに食べた。以前食べたのは、もう10年以上前だったろう。
帰宅してコーヒータイムの時、ワイフからビックリ指摘を受けた。この間、ワイフが旅に出ている時、「安い牛乳を買った」と自慢していたのだが、その空箱を示しながら「これ、牛乳じゃなくて、乳飲料よ」(笑)。なんと、牛乳は50%未満だった。ダイエット飲料の一種らしい。スジャータが乳製品でないことは昔から知っていたが、今回の乳飲料もそれに似ている。世間知らずの虚弱ボケ老人は、色々なことを知らずに、この世からおさらばする運命なのかもしれない。
1月11日(土)「また半徹夜・・・の風さん」
予報通りの好い天気になった。キャメロンで外出。
売れたメルカリ品を発送してから、GSへ。満タン給油したあと、灯油も2缶購入した。ここは値上げしていない。移動販売車よりも200円安い。帰りに大型ショッピングモールへ寄った。昨日の系列店で、ミニオンのチョコエッグがなかったので、どうしても欲しくなり、それを目的に行ったのだが、不運にも中身が同じものだった(笑)。小さなぜいたくも天は許してくれない。
午後は、工事の前準備をしながら、ルーチンをこなした。そうしながらも、頭の中では児童書のストーリーをひそかに考えているのだが、ひらめかない。重症だ。
晩御飯後、そろそろ時間切れなので、ビジネス書の第二稿に取り掛かった。新たにやることは少なく、全体を整えて、編集者が仕事しやすいようにする。こういった論理的な作業は、なぜか得意だ(笑)。たとえ記憶に問題があっても、手順にしたがって素直に取り組めばよいのだ。しかし、作業スピードはのろい。これはおそらく昔から。要領よくやろうという気持ちが薄い。それより仕事を(単純作業であっても)徹底して楽しもうとするからだろう。
てなわけで、第二稿としてほぼ完成したのは、午前4時だった(爆笑)。階下におりたら、リビングの暖房がつけっぱなしだった。こんなに遅くまで仕事を続けるとは、ワイフも予想しなかったようだ。
このビジネス書の仕事は明日もやる。まともな時刻に終えたいものだ。しかしなあ(^_^;)。
1月12日(日)「またまた半徹夜・・・の風さん」
何とか11時過ぎに起床。ワイフは週一のお義母さんの介護に行っていていない。
日没までにやりたい屋外作業があったので、トースト1枚の昼食後、完全武装で出動。これは工事の前準備の一環だ。
庭のフェンス回りの蔦を除去し、不要な枝類をチェーンソーで切断した。今日は風がないので、屋外作業には最適だ。しかし、気温はやや低く、下を向いていると、鼻水が垂れてくる。何とも情けない気分。
工事のために準備した部品が適合するか確認しながら、実際の工事の段取りを考えるのだが、設計図面通りにはいかない。すべてが直線でできているわけではないからだ。会社時代に学んだ現合工事という工法を用いざるを得ない。それでも、その現合工事の段取りまでしっかり考えておかないと、本番で苦労することになる。
最後に、用意した材料に部品をネジ固定した。これは単純な作業で、最後は電動ドリルで一気に固定するのだが、それでも作業姿勢がけっこう肉体的負担で、他の作業を間にはさみながら(つまり体をほぐしながら)継続した(が、あとで失敗に気付いた)。
正味3時間の作業で、半徹夜の翌日としてはきつかったが、とにかくやれてよかった。
晩御飯後は、昨日のビジネス書の続きだが、元気が戻るまでまた時間がかかった。
今夜は、図表やイラスト類の整理で、作業は単純である。編集者に原稿データと一緒に送付した。午前3時前に終了した。早く終わった、と満足だったけれど、よく考えると、昨日より1時間しか早くない。結局、また半徹夜に近い。よくやるよ、虚弱ボケ老人。それとも? もしかして? 虚弱ボケ老人でなかったりして・・・(^_^;)
1月13日(月)「3日連続半徹夜・・・の風さん」
今日は成人の日。実に52年前にこの日を迎えたらしいが、大学生だった当時、何事もなく過ぎ去った。その後の選挙にも長く行かなかった。人間として未熟だった。当時、最も大きなイベントは運転免許を取ったくらいだ。
そんな私に比べて、現代の若者は熟成している。それだけ世の中が厳しく、若いうちから修羅場に近いものを経験してきたからだろう。だからと言って、今後ますます世の中が厳しくなってもらっては困る、というか、そうあってはならないと思う。平和な世界へ向けて着実に進んでほしい。
半徹夜が続いているので、まともな時刻には起きられない。昼食に、今日もトーストを1枚だけ食べて、外出した。売れたメルカリ品を発送するためだが、徒歩でコンビニに向かうことにした。晴れているし、何と言ってもほとんど風がない。途中で、半そで半ズボンの男性とすれ違った。一瞬、正気だろうかと思ったが、そうではないことがあとでわかった。
途中で見たのはこの男性だけではなく、草を食べているヤギたちもだ。普通の家庭で飼っているから頼もしい。現代風の住宅の屋根にはソーラーパネルがびっしり貼り付けられている。
帰りに、さっきの男性と川のほとりですれ違った。向こうからランニングしながらやって来たことで、そうかトレーニング中だったのかとわかった。それに比べて、私は冬支度である。何とも妙な感覚。
往復で約3千歩くらいだったろう。やはり健康のためには歩かなくては。
今日は今月後半のオンライン講演の準備をする予定だったが、それをしているうちに、昨日(と言うか、今朝未明)送った原稿を修正したくなり、せっせと書き直して、また編集者へ送った。
というわけで、また就寝時刻が同じくらい、つまり半徹夜になってしまった。
1月14日(火)「半徹夜は続く・・・の風さん」
不規則というより、深夜型の生活が続いている。なぜかわからない。午前零時ころからようやく仕事に取り掛かるといったサイクルになってしまった。
昼近くに起床。トーストだけの昼食後、キャメロンで外出。恒例のドラッグストアでのまとめ買い。それだけをして、さっさと帰宅し、ルーチンから取り掛かった。
会社のOB向け雑誌をようやく開封した。昨年の後半に亡くなった先輩の訃報が載っているか真っ先に確認した。あった。やはり事実だったのか。A4サイズで表裏にびっしり並んだリストを、いつものように確認すると、他に知り合いと思われる方の名前が2つあった。そんなにご高齢ではない。ご高齢と私が現在思う年齢は、少なくとも90歳以上だ。それでも、ここに名前がのるということは、私も遠からず、そうなる可能性が高いことを意味している。やばい。戒名をいただいても、悟りの開けていない私は、どうすればいいのか。このまま認知症になってしまったら、悟りも開けず、単なる有機体として滅んでいくことになる。
難航している児童書のアイデア発見のため、3冊の本を読み出した。今日も少しだけ読んだが、う〜ん、なかなか。
晩御飯後、例によって、混とんとした時間を過ごし始めた。これは、だらだらしているうちに、午前零時になると、まるでシンデレラのように、慌てて書斎へ戻るパターンだ。
実際、そうなった。今月後半のオンライン講演のための、スライド(案)を事務局へ送らなければならない。
送信完了したのは、午前3時過ぎだった。またか!
1月15日(水)「午前零時前閉店・・・の風さん」
いちおう昼前に起床(笑)。ストレッチはちゃんとやった。アレクサ予報によると、午後から強風注意報が出るとのこと。今は晴れていて、今日は屋外作業を予定しているのに。
ルーチンをしながら hairdye を強行(いつもこれだ)。午後1時に、最近恒例のトーストのみの食事(晩御飯まで何も食べない)。確かに空が陰気になり、やや! 雨がポツポツ降り出した。
徒歩で投函に行くつもりだったが、キャメロンでポストへ急行。2通を無事に投函した。郵便局が回収に来る直前だった。
月2回のサンセベリアへの水やり。栄養剤も注入した。屋内に観葉植物を並べる習慣が復活するのはいつになるだろう。その前に屋外整備が先だが。雨が止んだので、予定していた屋外作業のうち、庭の寸法チェックをした。工事で配置する部材の位置を確認するのが目的だった。やはり頭の中だけで考えていたのと違い(希望的なイメージだった)、用意した部材がそのままでは使えないことが判明した。
書斎に戻って、レイアウトを再検討した。あれこれ試行錯誤(シミュレーション)した結果、対策が決まった。そのため、また部材をネット発注することになった。用意した部材を捨てないで使うための方法でもあった。
今日も児童書のアイデアのため、3冊を継続して読んでいるが、良いアイデアは浮かばない。難産だ。
やるべきことはたくさん残っている。しかし、いくら何でも半徹夜が続き過ぎだ。今日は午前零時前に閉店した。
1月16日(木)「今日も徒歩で・・・の風さん」
9時起床。少しまともな時間になった。今日はたくさん仕事をやろう。
午前中にまたメルカリ出品が売れた。昼食後、ウォーキングを兼ねて、発送に出動した。二日続けて2品の発送である。
天気はまあまあだが、いちおう完全武装(冬支度)。昨日は近くのポストに、雨が降って来たので、キャメロンで行って2品を投函したが、今日はウォーキングなので、JP分局まで少し遠回りをする。
キャメロンで走れば一瞬なので、ふだん気にもとめない風景が、歩いていると、色々と気になる。道路わきにちょっと幾何学的な形状をした一軒家があった。すぐ近くにクルマがとまっていたので、住人かもしれない。一軒家はちょっと見、生活感がある。ところが、周辺には何もないので、見通せてしまうのだが、電気や電話、ケーブルといった配線が見られない。近くに電柱はあるので、ここだけ地下を使って配線しているとは思えない。不思議だ。とまあ、こんなささいなことに気が付いてしまう。
分局のポストに1品目を投函したあと、コンビニへ向かった。そう。もう1品は宅配(らくらくメルカリ便)を使うのだ。コンビニによってやり方は少し違うが、ここは自宅から最も近いので、利用頻度が高い。ボケ老人でも慣れた動作ですぐ完了。
帰宅して、AppleWatchをチェックしたら、往復で3800歩だった。ウォーキングにしては少なかった。コーヒーを淹れて、書斎に入ったら、疲れが出た。やはり虚弱ボケ老人だ。
疲労回復後、たまっている雑務をあれこれこなした。晩御飯後は、5月に予定している講演の題目などを、事務局へ送った。これで、一段落した。ということは、いよいよ児童書の執筆が最優先課題となる。
1月17日(金)「シルバーさんの職人芸・・・の風さん」
朝7時半からシルバーさん(と言っても、立派な資格を持つプロ)が二人でやって来て、強風が吹く中、我が家の剪定をやってくれた。私はいぎたなく寝ていたので、仕事ぶりは見ていないが、見違えるほど枝葉が切り落とされ、しかも地面はきれいに掃除されていた。同じことをやれと言われて、最後の姿を知っていたとして、たぶん毎日やっても、1週間は軽くかかってしまうだろう。ただし、高所から転げ落ちてあの世に行っているかもしれないが(笑)。
いずれにせよ、この最後の姿はあとで写真を撮っておき、次年度の目標設定に使おうと思う。
団地から出てすぐのところにある理容店を利用している。かつては、往復3時間近くかかるところが行きつけだった。理美容院に改装されたのを機に、ここへ切り替えたのだが、キャメロンなら、往復10分もかからない。今日は、夕方の5時に予約してあったので、ウォーキングをかねて徒歩で行こうと思っていた。しかし、朝からの強風がまったく弱まる気配を見せないので、いつものようにキャメロンで往復した。マスターにそのことを話したら「帰りは真っ暗ですよ」と言われた。真っ暗闇ではないから平気。
夕方、指定しておいたら、宅配ボックスに荷物が届いていた。不在の可能性が高いときは便利だ。いちおう重しをワイヤーでつないであるから、ボックスごと盗難される恐れは低い。
晩御飯後、ワイフの3Dパズル製作をサポートした。ワイフは何とか私にやらせようとするのだが(意図不明)、しっかり体験し、できれば達成感も味わってほしいと思うので、なるべく手を出さない。
1月18日(土)「体を動かせ・・・の風さん」
体を動かすことを重要視してから、何とか頑張り続けている。ストレッチ後、徒歩で投函(メルカリ発送)にも行ってきた。往復千歩。
昼食後、久しぶりにオンラインで数学史京都セミナーを聴講した。ただし、前半の1時間半だけで退出した。
その後すぐ、ワイフと月例の墓参。今日は朝から青空が広がっていて、風もなく、絶好の墓参日和。墓参後、心月斎の庭を散歩して、梅のつぼみの膨らみ具合をチェックしたが、我が家の方が日当たりが好いのか、ここはまだまだだった。
帰宅して、ルーチンの続きや雑務をこなした。仕事の速度も能率も悪いので、なかなか児童書執筆に入れない。
今日で33日連続のメルカリ出品をした。今日はCD1枚で、出品後、まもなく売れた。2001年に90万枚も売れたベストセラーなので、ほしい人は皆持っているはずで、市場にはたくさん中古が出回っている。安いだけで売れるものではない。しかし、ていねいに写真を撮り、読んでもらえたら価値がわかる説明の仕方をし、しかも正直をモットーにしている。だから、ほしい人に当たれば、迷うことなく買ってもらえるのかもしれない。MBAを取得していて、こういったビジネスの基本を守らないのは、どうかしているとも言えるが。
晩御飯後、昨日に続いて、ワイフの3Dパズル製作を手伝った。相変わらず私にも作業をやらせようとするが、その真意はまだよくわからない。私はもう2つの面倒な3Dパズルを経験しているので、楽しい経験はワイフにしてもらいたいのだが。まだ始めたばかりのワイフは、さかんに感動の声を上げながら取り組んでいる。私は無言で粛々と(笑)。
1月19日(日)「歩け歩け・・・の風さん」
昨夜から今朝にかけて、いつごろかはわからないけれど、悪い夢を見た。巨大な鉄の棒がキャメロンに向かってきて、フロントガラスを破って車体後部へ抜けた。キャメロンの車体上部は大破である。子供じみた夢だが、そんな夢。運転していた私は無事で、しかし冷静で(笑)、頭の中では思考が急展開。修理にいくらかかるか。幌の交換だけで20万円は軽く吹っ飛ぶ(経験しているので)。フロントガラスとその周囲にいくらかかるだろうか。会社員時代は、こういったことの見積もりが自分でできなければならないと上司から指導された(実際に見積もったのは設備費を中心としたコスト)。部品代と工賃で構成されるので、これも20万円くらいはかかるだろう。
夢の中で出た結論は、お金がないのでキャメロンを廃車にするが、代わりのクルマも買えないので、私のマイカー人生は終了だ。約50年だった。すべて夢の中の出来事だが、やけに現実っぽい。リアルだ。そして、正確というか、正しい結論だった。
起きてから、夢だったとわかって、救われた気分だった(笑)。
今日も天気が抜群によかたったので、ウォーキングに出かけた。ウォーキングは必ずワイフと一緒と思っていたが、「一人で行きなさいよ」と突っぱねられたので、とうとう決意した。一人だけのウォーキングは初めてだった。
出発してしばらくすると、AppleWatchが「ウォーキングですか?」と尋ねてきた。賢い時計だな。タッチスイッチでYES。帰宅するまで1時間半、約7000歩だった。虚弱ボケ老人だが、ウォーキングは必須の健康法のような気がする。
ということで、就寝までに、今日は約1万歩だった。歩いて投函に行った千歩もよかった。これなら、もう二度と悪夢は見ないだろう。
1月20日(月)「春のような大寒・・・の風さん」
悪夢を見ることなく起床(笑)。キャメロンで外出。
ATMをハシゴし、JPでゆうパケットポストminiの専用封筒を購入した。これはメルカリ発送の大きな武器だ。何しろ最低価格の300円が多い。小さなものは送料を節約したい。続けて、ドラッグストアとホームセンターを回って買い物をして帰宅した。
ワイフの教室の生徒さんから、昔ながらの石油ストーブをいただいた。自然災害時の生き抜く手段をあれこれ考えている私の基本戦略は、エネルギーミックスである。そうなると、停電対応が一番の懸念点となる。旧式の石油ストーブは、まだ購入できるが、けっこう高額だ。いざという時に使うので、もったいない。だから、今回の譲渡はありがたい。マッチでも点火できるが、電池を入れれば、それでも点火できる。石油を少し入れて、電池をセットして、点火テストをしたら成功した。赤々と燃える様子は何となくなつかしい。芯がやや消耗しているようだが、次はしっかり掃除して、保管体制に移行させる。
今日は大寒なのに、3月のような陽気だ。こういう時はウォーキングすべきだ。準備していたら、ワイフが「今日は私も歩く」と出てきた。コースの選択をワイフに任せて、歩いた。今日は約1時間で5000歩だった。
晩御飯まで雑務の嵐。いかに身辺が雑多なもので満ちていて、やりかけたままの仕事が多いことか。まるで現役時代のようだ。これではいけない。
晩御飯後、ワイフの3Dパズル製作の手伝い。この勢いなら、あと2、3日で完成しそうだ。
1月21日(火)「フェンス工事・・・の風さん」
春のような陽気が続いている。ついに庭の工事に取り掛かった。隣家との境界に、新たにウッドフェンスを設けるのである。
新築当初は、もちろん庭には何もなかった。とりあえず芝生を張り、青空駐車の車庫スペースだけは確保していた。亡父がときどき来て、草木を植えてくれた。やがて、車庫の上に屋上スペースを作り、私専用のカーポートも作った。主屋からサンルームを張り出して作り、庭にワイフのトール工房もウッドデッキと一緒に作った。その結果、土の庭はわずかなスペースになった。
しかし、梅以外の高木はもうなく、ワイフの趣味の植物が地を這うように庭を埋めているだけになった。
退社以来約10年かけて、屋内の整理整頓をある程度やった。屋内のリフォームは今後も続けるが、いよいよ屋外の、というか、庭に進出することにした。小さくても、お洒落な庭にしたい。雑誌に出てくるような感じにしたい。ということで、とりあえず隣家との境界をウッドフェンスで囲むことにした。
ゼロから設計して、モデル住宅のようなガーデンにする方法もあるが、資金的に無理なので、ラティスを利用して、専用の金具類だけでフェンスを作ることにした。構想にしたがって購入部品代を試算してみると、10万円以内でできることがわかったので、昨年から着々と用意してきた。
朝から頑張って、日没まで粘ったが、半分までもできなかった。問題は、現合工事だったので、寸法調整が必要だったことや、組付け順番がへたくそで、ねじ締め固定をするにしても、姿勢が苦しくて、作業は困難をきわめた。
トールの勉強で名古屋へ出かけたワイフは、長女と会って晩御飯も食べてきたので、帰宅は遅く、今夜は3Dパズルはできなかった。
明日も天気が好いので、フェンス工事を完成させたい。
1月22日(水)「フェンスの全体像がほぼ見えた・・・の風さん」
今日も晴れている。昨日より風が少し強いが、気にしていられない。
ブランチ後、昨日よりも1時間くらい遅くフェンス工事をスタート。先ず、昨日の最後の仕事でやった部品間違いのやり直しから。メモ用紙に書いた構想図を見ながら、慎重に部品を交換した。
続けて、昨日立てた柱を結束バンドで、元からあるフェンスに固定しようとした・・・が、長さが足りず、2本を連結して作業することにした。しかし、この固定は固定の目的ではなく、自作のカンヌキと同様に、気休めの転倒防止である。屁理屈に近いが、高層ビルがビクともしない設計ではなく、地震発生時に、多次モードで(振幅の節と腹で言うと、節が多くなるように)揺れる設計にしてあるのと同じ発想で(ここがやや屁理屈)、揺れ動くことを前提に設置しようとしている。
昼食は抜きで(徒歩で投函後)後半戦に突入した。これまでの経験から、手順はかなり標準化された。同じことの繰り返しだ。午後の休憩も白湯を飲むだけで済ませて、残りの4分の3を終えたところで、日没コールドゲームとなった。最後に、きちんと片付けをした。そして、書斎で、補強工事について考えた。全体がかなり組み上がった時点で、やはり強度的に不安が残った。揺れ動くにしても、今のままでは振幅が大き過ぎて、元からあるフェンスまで倒しかねない。
晩御飯後、ワイフの3Dパズル製作の手伝いをした。こちらは、あと1〜2日で完成しそうだ。
1月23日(木)「梅の防虫を検討・・・の風さん」
今日もフェンス工事の続きをやろうとしたが、ワイフから重大な指摘があって中止。強度的に問題があることは承知していたが、その他の問題点も指摘されたため、どのように対応すべきか再検討することにした。
工事を中断したところで、ご近所さんから激励があった。この間から梅の剪定についても助言を得ていたのだが、今日、その続きをしてもらったので、さらに防虫対策の相談をしたら、やるなら開花前の早い時期が良いと言われた。つまり、昨年のように虫がついてからでは、もはや殺虫しかなく、大事な梅の実も失うということだ。
YouTubeで梅の防虫をどうやっているか、いくつも見てみた。虫がついてからの殺虫の動画がほとんどで、それで本当に効果があったのかわからなかった。梅を育てている農家の動画は、もちろんプロの仕事を見せてくれているのだが、仲間やミャンマーから来ている実習生とわいわいがやがや、仲良くやっているので、私のような素人には十分な情報が得られない。しかし、これだけはわかった。害虫と病気の対策のため、3種類の薬剤をブレンドしていること(1種類で対策できる薬剤はなさそうだということ)、作業をしている時期を説明してくれないのだが、他の動画が虫が発生している4月下旬以降なのに対し、風景から判断して、それよりずっと早い、花は咲いていないので、どんなに遅くても開花時期の直後で(たぶん違う)、どうも開花前のような梅の木の様子だった。だから、ご近所さんのアドバイスは適切だったと思う。
候補の薬剤は、スミチオン、オルトランとあと1つで、これらを組み合わせれば、さまざまな害虫と病気の予防になりそうだった。明日、ホームセンターへ行き、値段をチェックして、ネットと比較してみようと思う。
今日はフェンス工事を中止して全体構想の再検討をしながら、梅の木の防虫方法の検討にずいぶん時間を割いてしまった。何となく昔のご隠居さんみたいになってきたぞ。
1月24日(金)「フェンスを解体・・・の風さん」
昨夜は睡眠が浅かった気がする。朝まで来週のオンライン講演のための仕上げの検討を頭の中でしていた。アイデアが出てきたので、こういう事態になったのだが、自主リハーサルをやりながら、スライドを改善することにした。どうも、こういうのは仕事病のような気がする。懸案事項があると、常に頭の中で試行錯誤をしていて、それは三上(鞍上、枕上、厠上)で活性化される。現役時代は、鞍上(クルマの運転中)が、最近は枕上がピークになってきた。やばいかも。
昼前にGSへ行き、灯油を購入(移動販売より1缶で200円安い)したあと、近くのホームセンターで工事用の新たな資材の値段をチェックした。ネットよりはるかに安かった。使える。
帰宅して急いでブランチ後、完全武装で屋外作業へ出動。工事用資材の入手が可能なことが判明したので、工事をやり直すことにした。決断するとあとは実行あるのみ。再組立てのやり方も決めておいたので、2時間かけて、フェンスをすべて解体した。組立ては大変だったが、いくつかの集合体に分解したので、何とか2時間でできた。
キャメロンでクリニックへ行った。定期的に受診している。前回の血液検査結果はまずまずだったので、すぐに投薬とはならなかった。もし、投薬を提案されたら、「もう1度採血してください」とお願いするつもりだった。いずれにせよ、次回は再度採血してもらい、その結果はきっと良いはずなので、人間ドックを受診した病院への返事を書いてもらおうと思う。ついでに、花粉症の薬も処方してもらった。これは適切に服用すれば、副作用もなく、予防効果がある。
近所のホームセンターへも行き、工事用資材の値段のチェックと、梅の殺虫剤の有無と値段をチェックした。明日、最終的に、どういった処置にするのか、薬剤の購入方法含めて決めるつもりだ。
夜は、ワイフの3Dパズル製作の手伝い。けっこう難しい局面になってきた。
疲れたので、早めに閉店。やれやれ。肉体活動は、やはりご隠居さんに近い生活だな。これもやばいぞ。
1月25日(土)「強風にもマケズ・・・の風さん」
1年で最も長く感じられる1月があと1週間だ。大切に使いたい。
今朝のアレクサ予報では、晴天だが深夜まで強風が吹くらしい。それでも、ウォーキングには行きたいと思った。ストレッチも継続している。
昨日の調査結果を受けて、梅の防虫対策を詳細に検討した。基本方針は、防虫つまり、発生してから慌てないだ。その結果、基本ステップとして、12月の休眠期にカイガラムシ対策のマシン油乳剤(今年はもう手遅れの感があるので、次年度のために薬剤を購入しておき、今年はこれから気休めのオルトランを散布する。これはアブラムシ対策にもなる)。次は2〜3月の開花が終わってすぐ、アブラムシ対策のスミチオン乳剤の散布(スミチオンはホームセンターの方が安価だったので、来週購入する)。その後、葉が茂って来て、対策が効果なかったと判明したらすぐ、ベニカ×ネクストスプレイ(5種類配合)で直接殺虫。スミチオン以外は、ネット発注した。う〜ん、楽しみ。やはりご隠居さん症候群か(笑)。
昼食後、灯油を屋外タンクに補充した。これで今週末も移動販売車から購入しないですむ。
午後3時近くなって、そろそろウォーキングに行こうと思っていたら、メルカリ出品が売れた。300円の古い文庫だが、値段よりも説明文が効果的だったと思われる。共感をおぼえさせるフレーズ。これが私の手法である。古い文庫の昔の定価は100円である。もちろん、消費税もなかった時代。
最も安価な発送手段、ゆうパケットポストminiの準備をして、ウォーキングコースを途中にポストのあるものに変更した。出発は3時半。コースを変更したので、目的地を昔ときどき利用したケーキ屋にした(健康目的は破綻)。自然の中、風が吹いていても、犬の散歩など、多くの人とすれ違って帰宅した。6700歩だった。
晩御飯後、ワイフの3Dパズル製作を手伝ったが、とうとう完成した。これまで手掛けた3つの中では最もピース数が少なかったけれども、けっこう大変だった。
1月26日(日)「まるで現役のような忙しさ・・・の風さん」
月2回のミッション(?)だが、ルーチンをこなしながら、 hairdye を強行した(またか)。その流れで、昼食を摂りながら、2か月に1回の風呂釜掃除をし、最後に風呂掃除をした。今日は26(ふろ)の日だ。
1年のうちで最も寒い(気温が低い)時期のはずだけれども、ありがたいことに過ごしやすい。今日も、ウォーキングに出かけた。ワイフと一緒という条件を外したこともあって、ウォーキングに行きやすくなった。昨日、最初に行こうと思っていた方へ向かった。内陸部なので、田園風景が続く。ポシェットから単眼鏡を取り出して眺めてみる。けっこう遠くまで見える。
途中に蓮の池があるのだが、なぜか茎が見当たらない。蓮が消失? この辺は土筆もとれる貴重なコースだ。竹林の小道もある。風で竹が揺らぐと、からからと乾いた音がする。風流だ。
目的地の産直店に着いた。そろそろ閉店時刻で、客はまばらだった。編集者へお土産にする地元の塩を購入して帰宅した。途中で撮った写真をFBにアップした。
明日の昼前、Zoomを使ってオンライン講演をする。睡眠中にひらめいたことを反映させて、講演スライドの最後の仕上げをした。通信状態に若干の不安があるので、今回は執筆マシン(デスクトップPC)と室内Wi-Fiではなく、MacBookAirとモバイルWi-Fiでおこなうことにした。その準備をして、自分がホストになってリハーサルもやった。
準備万端ととのった。明日が楽しみだ。
1月27日(月)「オンライン講演が無事終了・・・の風さん」
目覚ましで起床。てきぱきと行動する。ストレッチも省略しない。ちゃんと朝食も摂って書斎へ。
オンライン講演は11時からだが、10時半から事前通信確認がある。昨日用意した、MacBookAirとモバイルWi-Fiの組み合わせで臨んだ。先方へもそのように伝えた。資料の共有の場面で、不思議なことに、こちらが操作しても、事務局側のスライド表示が動かなかった。昨夜も一度経験したことだったが、原因はよくわからなかった。しかし今朝は、私が選択した共有ファイルが違っていることに気付いた。アプリ用とWEB用の2種類があって、WEB用を選択していたのが間違いだった。今日は、最初からアプリでZoomに入っているのだ。
昨年は50分の講演で、今回は40分と短い。当然、スライド枚数をそれに合わせて減らしているが、よけいなことをしゃべっているとどんどん時間がなくなるので、机の上に大きな時計を置いて、いつでも確認できるようにした。
ほぼ予定通りの時間で講演を終えることができた。常時400人以上が聴講していた。
最後に質疑の時間が5分用意されていたが、時間切れになってしまい、チャットに書き込まれたいくつかの質問に回答できなかった。終了後、事務局に、必要であれば、個別の回答を用意すると伝えて、Zoomから退出した。
昼食後、メールチェックすると、回答してほしい質問が事務局から送られていたので、それらにしっかり回答を書いた。
そこまでやったら、どっと疲労感に包まれた。虚弱ボケ老人には、けっこうきつい仕事だったということか。
ネット発注した梅の防虫殺虫剤が2つ届いた。剪定の次はこれだ。ご隠居さんみたいだが、きっと体力が必要だろう。
1月28日(火)「強風のときは・・・の風さん」
アレクサ予報によると、当地は晴れだが、明日いっぱいまで強風が吹くそうだ。
朝食後、キャメロンで外出。たしかに風が強い。ドラッグストアからホームセンターへ向かった。梅に必要な残りの薬剤スミチオン乳剤を購入し、フェンス工事に必要な資材をチェックした。残念ながら狙った資材はなかったので、帰りに別のホームセンターへ行った。そこには類似品があった。iPhoneで写真を撮っておいた。
外回りをして帰宅するまでに、今日のウォーキングを断念した。しかし、歩いて投函には行った。
発注してあった『怒濤逆巻くも』がやっと届いたので、拙著に関する雑務を一気にこなした。ただし、一気にと言っても短時間ではなく、ほぼ半日、集中して取り組んだということ。何をやるにしても、私はのろい。
それら雑務を一般名称で書けば、書斎から銀行振り込みを2件(手数料は無料)、請求書を作成してメールで送付が3通、あとたくさんのメールを出した。初めてやったこととして、自撮りがある。自撮り棒を引っ張り出して使ったのは久しぶりだが、撮った写真をiPhoneの標準アプリで加工したのは初めてだった。背景をぼかすことができたので、書斎で自撮りする気になった。写真を求められていたのだ。あと、シャドーとか色合いとか、いくつか操作して老いを隠した(笑)。
明日のために、早めに就寝モードに入ったら、メルカリ出品が売れた。
1月29日(水)「認知症不安・・・の風さん」
虚弱ボケ老人を自称しているのには、いくつも理由がある。既に認知症になっているのではないかという不安がその一つ。
家族が認知症だったことで、ボケ老人の特性はかなり理解している。本人が最も苦しんでいるのだ。だから、自分もそうなり始めているのではないかと、ときどき思う。
今日は、超早期のアルツハイマー発見を研究している施設へ、検査を受けに長寿研(仮称)へ行った。
朝から風が強く、気温も低い。屋外作業はできないから、検査で1日がつぶれても被害は小さい。検査には身近にいる人の客観的な意見も重要なので、ワイフと一緒にアクアで出発した。昨夜売れたメルカリ出品を途中でポストに投函した。
長寿研の存在はかなり以前から知っていたが、行くのは初めてだった。ナビにセットし、遅れないように、有料道路も使ったのだが、目的地まであと3kmくらいになったら、知人の家へ行く道を走っていることに気が付いた(笑)。
昼食をはさんでいくつかのテストがあった。記憶テストはちょっと恐怖だった。何しろ昔から記憶力が悪く、暗記はさっさと放棄していた。その習慣は今でも続いていて、覚えることより理解することに全力を使い、理解できたと思ったらそれでおしまい、だから、あとで聞かれても覚えていないことはよくある。案の定、記憶テストはさんざんだった。
今日のメインは頭部MRIで、ここ3年、毎年脳ドックを受診しているので、その結果を持参した。医師によると、頭部MRIで明確に認知症がわかるわけではなく、認知症とは別の頭部の異常がないか確認するため、この検査をおこなうそうだ。確かに、脳に何らかの異常があれば、認知症とよく似た症状も出そうな気がする。
帰宅してコーヒータイムになったが、今日はもう細かな仕事はやる気力が残っていなかった。
明後日、今回の検査のメインとなる、アミロイドβの蓄積量を測るPET検査を受ける。
1月30日(木)「強風で屋外へ出られず・・・の風さん」
5月に仙台で講演する予定がある。その前後を含めて、スケジュールを検討していたが、昨夜、旅費のシミュレーションをしてみたら(ネットで)、早く決めるのがよいという(早割があるなど)、単純な結論になった。前後のスケジュールをからめると、決定は遅くなるばかりだ。それで、往復は飛行機で、ということになり、予約も完了した。
その勢いで、今日は、空港とのアクセス方法を調べ、とりあえず予定表にも入力しておいた。
また、昨年に続いて群馬県太田市で終日セミナーをやらせてもらうことになったので、この予定は6月以降にしてもらうように事務局へ依頼した。この仕事も、少なくとも2泊3日になるので、スケジュールは慎重に決めなければならない。
昨年の暮れには、今年は暇になりそうだと、かなり意気消沈していたのだが、不思議と仕事が入ってくる。
昨日に続いて、今日も風が強くて寒い。ギリギリまで屋外の様子を見ていて、梅の防虫やウォーキングの機会などを探っていたが、残念ながら断念した。
昨日の検査の中に、16の絵を見て覚えてから、それらの名称を答えるという記憶テストがあった。きわめて単純なテストだし、質問者は、それら16の絵に対して、記憶のよりどころになるジャンルもセットで示してくれたが、半分も記憶できなかった。
その悔しさが、今日もときどき頭をもたげて、夜になり、もう一度それらを思い出そうとしたら、やはり半分くらいしか出てこない。こうなったら、時間をかけてじっくりやることにした。結果。就寝までにすべて思い出した(笑)。
1月31日(金)「PET検査・・・の風さん」
ルーチンとブランチを終えて、キャメロンで長寿研(仮称)へ向かった。
一昨日、知人の家の近くだとわかったので、ナビはセットしたが、一般道を自分の判断で走った。ナビはオーソドックスなルートを指示してくる。私が自分の判断でルートを変えるたびに予想到着時刻が変わる。私のルートでは、予想到着時刻はおおむね遅い。しかし、信号の少ない田舎道を走るルートなので、だんだん予想到着時刻は、私の方が早くなり、最後は、出発時よりもかなり早い到着となった(笑)。
予定より早く検査が始まった。一昨日の最後におこなった頭部MRIと同じフロアへ案内された。最初の放射線用の薬液を注射したところで、少し異変が起きた。きわめて低い確率でおこる、一種のアレルギー反応だった。アナフィラキシーと書くとおおげさだろう。顔がほてって、吐く息が熱っぽく、動悸が早まりそうだった。
看護師が注意深く私を観察していたが、やがておさまった。こういった反応は、0.1%以下だという。十分に高い確率だ。
次は、90分間の安静時間で、多くの被験者はリクライニングで眠っているそうだ。まさかと思ったが、私もそうなった(笑)。
アミロイドβのPET検査は、頭部MRIやCTと似ていた。MRIより静かで、CTよりも時間が長かった。この検査の間もうとうと眠ってしまった(のんきなやっちゃ)。
帰りにGSで灯油を購入した。相変わらず値段は変わっておらず、安かった。通り道なので、購入してよかった。
晩御飯後、メルカリ出品が2つ売れた。明日、発送しよう。